「腸閉塞と気づかず」…医師が措置遅れ5千万円賠償 福岡・久留米の病院

福岡県久留米市の医療法人天神会「新古賀病院」で2009年、腹痛を訴えて入院した女性=当時(63)=が死亡したのは、医師の措置が遅く、適切でなかったためとして、夫(67)が約6880万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁久留米支部は4日、病院側に約5千万円の支払いを命じた。

判決で太田雅也裁判長は「腸閉塞の発症を疑わず、漫然と経過観察を続けた。速やかに措置をすれば救命することができた」と判断した。

判決によると、女性は09年4月6日に入院。8日夕に開腹手術を受けたが、18日に死亡した。

病院側は「判決文を見ていないので、コメントできない」としている。

出典:産経WEST

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