伊勢赤十字病院 人工透析後死亡、遺族と示談成立 /三重

伊勢赤十字病院(伊勢市船江1)は17日、2013年2月に80代の男性入院患者が血液の人工透析中、機器と体をつなぐ管の接続プラグが外れて大量に出血し、約3カ月後に死亡する医療事故があったと発表した。病院側はミスを認め、今月、遺族と示談が成立した。

病院によると、男性は重い病気で救急搬送され13年1月に入院し、同月末から透析を受けていた。管のプラグは当時、新たに導入したもので、メーカーの添付文書にあった「30時間以上の使用は避けること」との注意書きを見落とし、約130時間連続で使用していた。プラグが外れた際にも発見が遅れたという。同院は「再発防止に向け、安全管理体制を強化する」としている。

出典:毎日新聞

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