医療ミス 北九州市と40代男性が示談 /福岡

北九州市は3日、市立医療センター(小倉北区)で受けた頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニアの手術ミスで後遺症が残った市内の40代男性に約3430万円を支払うことで示談が成立したと発表した。6月定例議会に関連議案を提案する。

市によると、男性は左肩の痛みなどを訴え、2014年3月にセンターで手術を受けた。担当医が電気メスで止血する際、通常は1回で終えるところを出血が止まらず10回程度繰り返したため、メスの熱が脊髄(せきずい)に伝わって損傷した。男性は現在も左肩が動かしづらいほか、長時間歩けないなどの後遺症があるという。【奥田伸一】

出典:毎日新聞

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