日本医師会 医療ミス等繰り返す医師27人に指導・勧告

医療ミスや不適切な医療行為を繰り返していたとして、日本医師会は、平成25年度からの4年間で、合わせて27人の医師に対し、再発防止のための指導や勧告を行っていたことがわかりました。
医療ミスや不適切な医療行為を繰り返す医師は「リピーター医師」と呼ばれ、実態の把握や再発防止が課題となっています。

こうした中、日本医師会は、平成25年に「指導・改善委員会」を設置して対策を強化していて、その結果、平成25年度から28年度までの4年間で、合わせて27人の医師に対し、再発防止のための指導や勧告を行っていたことがわかりました。

内訳は、平成25年度に2人、平成26年度に10人、平成27年度に7人、平成28年度に8人で、医師の名前やミスの内容は明らかにしていません。

これについて、日本医師会は「あくまで再発防止のため自主的に進めている取り組みであり、医師の名前などの公表は前提としていない。指導や勧告の仕組みの導入によって、再発防止に向けた一定の成果をあげていると考えている」としています。

出典:NHK NEWS WEB

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*