白内障手術で医療ミス 新潟大病院、患者に謝罪

新潟大医歯学総合病院(新潟市)は24日、白内障を患った80代女性の両眼に、視力を回復させるためのレンズを入れる手術をした際、度数の異なる左右のレンズを取り違える医療ミスがあったと発表した。病院側は女性に謝罪。女性は再手術を受けた。

病院によると、女性は7月上旬、レンズを両眼に入れる手術を左右それぞれ別の日に受けた。最初に実施した左眼は術後の経過が良かったが、右眼の手術の翌日、女性が「見え方が悪い」と訴えた。医師らがレンズのケースとカルテを照合すると、左右逆のレンズを入れていたことが分かった。

病院が調査したところ、レンズを業者に発注した際、病院と業者の間で、左右それぞれの度数が正確に伝わっていなかった。手術時も確認が不十分で気付かなかった。

左眼は不具合がなかったため、女性は右眼のみ再手術を受けた。女性は既に退院、病院は今後、外来で経過を見る方針。

出典:産経ニュース

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