「予期せぬ患者死亡」188件 医療事故調査制度半年で

診療行為に関連した患者の予期せぬ死亡事案を対象とした医療事故調査制度で、第三者機関「日本医療安全調査機構」(東京)は8日、昨年10月の制度開始から半年間で、医療機関側から「院内調査が必要」として届け出があったのは計188件と発表した。このうち院内調査を終え、結果報告書が機構に提出されたのは50件だった。
調査制度は全国約18万カ所の医療機関や助産所が対象。機構側は制度開始前、届け出は年間千~2千件と想定していたが大幅に下回った。「現場で制度の周知が不十分だったり、医療ミスと勘違いされることを恐れる雰囲気があったりするのかもしれない」としている。

出典:東京新聞

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