ひらかた病院 医療事故で和解 市と患者家族 /大阪

市立ひらかた病院(枚方市禁野本町2)が2010年2月、同市の女児(当時3歳)のへんとう腺を焼き切る手術をした際、女児の唇にやけどをさせる医療事故があり、枚方市が女児の保護者に224万円余りを支払うことで和解が成立した。18日、市議会で報告された。

同病院によると、手術は男性と女性の医師2人が担当。女性医師が金属製ピンセット(長さ約20センチ)でへんとう腺を焼く間、高温の柄が女児の唇にあたっていた。女児は全身麻酔をされており、手術後に医師がやけどに気付いたという。女児の上唇に約1センチの傷痕が残ったが、生活への支障はないという。

女児の保護者が昨年9月に損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したが、今年3月に和解が成立した。【米山淳】

出典:毎日新聞

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