
国立大学法人評価委員会は2015年11月6日、平成26年度の国立大など計90法人の業務実施状況に関する評価結果を取りまとめました。
その中で、群馬大は相次ぐ医療事故を起したとして、最低評価にあたる「重大な改善事項」を指摘されました。その他のほとんどの大学法人はおおむね順調と認められているとのことです。
群馬大が最低評価となった主な理由は以下の2つです。
- 複数回の医療事故を引き起こした安全管理体制に欠陥がある。
- 中期目標「医療福祉の向上」などの取り組みが不十分。
2007~2014年の群馬医大の医療ミスが判明しており、それについて医療安全管理体制の重大な欠陥が認められるとされた。また、「地域医療を担う中核として医療福祉を向上させる」という中期目標に十分に取り組んでいるとは認められないとの判断もされている。
過去の医療事故ならびに、その改善が見られないという姿勢が公に評価される形となっています。