群馬医大の連続医療ミス問題で医療事故調査委員会が初会合

群馬大学医学部附属病院で肝臓の切除手術後に患者の死亡が相次いだ問題で、外部の有識者だけで構成する医療事故調査委員会(委員長・上田裕一奈良県総合医療センター総長)が2015年8月30日、東京都内で初めて開かれました。

群馬医大病院は同3月に腹腔鏡手術の報告書を公表しましたが、調査委員12人のうち5人を占める外部委員がほとんど出席しないなどの不備が指摘され、一から再検証することとなりました。

この日の委員会では、2007~14年に第2外科で肝臓や胆道、膵臓の手術後約90日以内に死亡した30人の症例などが病院側から提示されました。

これらはいずれも同じ執刀医である須納瀬 豊(すのせ・ゆたか)によるものと言います。

委員会は月に1、2回開かれ、看護師や遺族ら関係者から幅広く意見を聴き、再発防止策などを検討することになります。

30人もの命を奪った大量殺人鬼とそれを見過ごした群馬医大病院について、本サイトでは今後も継続的に経過を見ていきます。

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