投薬ミスで入院7日間延長 尼崎総合医療センター

兵庫県は22日、県立尼崎総合医療センター(尼崎市)の男性医師が、70代女性患者への投薬回数を誤って指示したために過剰投与となり、入院が予定より7日間延びた、と発表した。女性に、過誤による健康状態の異常はなかった。

県によると、女性が10月16日に急性胆管炎で入院した際、女性薬剤師が持参薬を確認し、持病の多発性筋炎治療の免疫抑制剤について、病院での投与回数を電子カルテに反映。本来は週1日に3回だったが、医師がカルテの記載を見落として看護師に指示し、同19日から6日間続けて1日3回ずつ投与された。

同25日に1回投与された後、別の女性薬剤師が気付いた。退院予定は同28日だったが、経過観察のため、11月4日まで延びたという。(斉藤正志)

出典:神戸新聞NEXT

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