東京医科大学病院(東京都新宿区)で4月、30歳代の女性患者の手術中に体にかけられていた医療用カバーが焼け、女性が手足などに重いやけどを負っていたことが、警視庁新宿署への取材でわかった。

同署は手術で使ったレーザーメスの不具合や誤使用が原因の可能性があるとみて、業務上過失傷害容疑で調べている。

同署と同病院によると、女性は4月15日、産科・婦人科で手術を受けたが、医師がレーザーメスを使用中に医療用カバーから出火した。女性は麻酔で意識がなく、手術スタッフが火を消した。現場には、レーザーメス以外に火の気はなかったという。

同病院は「第三者委員会で原因を調査中」とコメントしている。

出典:Livedoor News