尼崎総合医療センター

高校球児の靱帯再建手術でミス 尼崎総合医療センター

兵庫県病院局は22日、尼崎総合医療センター(兵庫県尼崎市)で8月に実施した靱帯の再建手術で、使用した金具の設置状況を十分に確認しなかったために再手術が必要となる医療ミスがあったと発表した。患者は同市に住む高校生の野球部員で、再手術により部活などへの復帰が2週間程度遅れることになったという。

同局によると、生徒は右膝の靱帯を損傷し、8月8日に同センターで別の部位の腱を移植する手術を受けた。その際、執刀した整形外科の40代男性医師が一方向からのレントゲン画像だけを見て、固定金具が正常に設置されていると誤認。同16日にコンピューター断層撮影(CT)検査をしたところ、金具がずれていることが分かったという。

生徒は同22日に再手術を受けたが、6カ月のリハビリが必要という。同局は「大変申し訳ない。今後は複数の方向から設置状況を確認する」としている。(前川茂之)

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投薬ミスで入院7日間延長 尼崎総合医療センター

兵庫県は22日、県立尼崎総合医療センター(尼崎市)の男性医師が、70代女性患者への投薬回数を誤って指示したために過剰投与となり、入院が予定より7日間延びた、と発表した。女性に、過誤による健康状態の異常はなかった。

県によると、女性が10月16日に急性胆管炎で入院した際、女性薬剤師が持参薬を確認し、持病の多発性筋炎治療の免疫抑制剤について、病院での投与回数を電子カルテに反映。本来は週1日に3回だったが、医師がカルテの記載を見落として看護師に指示し、同19日から6日間続けて1日3回ずつ投与された。

同25日に1回投与された後、別の女性薬剤師が気付いた。退院予定は同28日だったが、経過観察のため、11月4日まで延びたという。(斉藤正志)

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幼児の足一部壊死 尼崎総合医療センターで事故

兵庫県は25日、尼崎総合医療センター(尼崎市)で今年10月、幼児の右脚骨折による骨のずれを治す措置をした際、ギプスを代替で用いたため、右足がただれて一部壊死(えし)する事故があったと発表した。全治2カ月半の重傷。後遺症はないという。

県によると、幼児は10月10日に同センターに救急搬送。骨がずれるように折れており、スピードトラックと呼ばれる箱型の専用器具で引っ張って矯正する必要があったという。

しかしこの器具がなかったため、当直医と当番医の判断で11日にギプスを右足に巻き、重りを付けて代用。ギプスは肌と触れる面積が広い上に経過観察が難しく、15日に母親が足の腫れに気付いて、甲やかかとがただれているのが分かったとしている。(斉藤正志)

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